上海市公安局は、4月20日(日)より、市内を巡回する警察官が拳銃を装備し、24時間体制でパトロールを行うことを明らかにした。
今回の装備拡大は、市民の安全や公共の場を脅かすテロ、事件など備えるもの。実施に当たり、同局では技能試験や心理鑑定などを通じ、4000人以上の警察官から、拳銃の取り扱いを適切に行うことができる1000人余りを選抜。技能試験では、15秒内に6発発砲し、うち3発以上が命中することが条件とされた。
使用する拳銃は、2005年式の回転式拳銃。放火や爆発、人質事件といった、公共の脅威となり得る15種の事象発生下での使用が許可されている。
これについて市民は、公安局がパトロールを強化し、突発事件に対応できるものとして、警察官の拳銃携帯を支持する声が挙がっている。(4月21日)
~上海ジャピオン2014年4月25日号