上海市一帯で話される上海語が近日、ミニブログ「微博」にて発表された〝中国十大難解方言〟で、4位にランクインしたことがわかった。
同ランキングは、インターネット投票をもとに、中国政府が定める「普通話(標準語)」を基準とし、〝難解度〟と〝話せる度〟を10点満点で数値化、順位付けたもの。上海語は〝難解度〟が7・5点、〝話せる度〟が6点で4位。ちなみに今回最も難解とされたのは、温州語。〝難解度〟が10点、〝話せる度〟が1点で、ほぼ理解できないと評価された。
そのほか上位に入ったのは、繁体字を使用し独特の発音を持つ広東語が2位、主に福建省で話される閩南語と蘇州語が3位。4位以下は、陝西、長沙、四川、山東、天津で、東北語が最も容易に聞き取れる方言とされた。(5月19日)
~上海ジャピオン2014年5月23日号