地下鉄で昔の上海を鑑賞  1949年以後の市の風景

上海市軌道交通10号線「新天地」駅にて、5月25日(日)13時頃、過去の上海の写真を展示した特別車両「解放号」が走行し、乗客の目を楽しませた。

同車両では、1949年以降の市の様子を撮影した写真40点を展示。77年の大学入学統一試験「高考」に向かう受験生や、93年の地下鉄試運転に感激する市民の姿など、市の機関紙『解放日報』が創刊以来保管してきた写真を車両内に掲示し、乗客は市の発展の過程を見ることができる。なお同車両は今後、半年間運行する予定。

一方3号線では、先頭車両のフロント部分を黒色に塗装した車両が登場する予定であることがわかり、市民の間で話題になっている。このほか、今年末開通予定の16号線「龍陽路」駅では最近、市内地下鉄駅では初となる天幕で覆った膜構造の天井を採用するとし、利用開始に向け準備が進められている。(5月26日)

~上海ジャピオン2014年5月30日号

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