5月27日(火)、上海市閔行区澄江路で2件の火災が連続して発生。うち1件では、市で初めて大型消防ヘリが出動した。
1件は同日正午、青空ゴミ処理場で、揮発性の油缶など廃棄物200平方㍍余りを焼いたが、火は約30分後に消し止められた。原因は溶接機操作の規定違反とみられる。また3時間後、カラー鋼板組み立て工場で起きた火災では、火の勢いが強く、消防ヘリコプターが現場出動し空と地上からの消火活動を行った。
今回、ロシアのカモフ社製「Kaー32」が中国国内で初めて配備された。3㌧の水を搭載、噴射射程距離は45㍍で、自動飛行制御装置を完備。なお、両火災による死傷者はない。(5月27日)
~上海ジャピオン2014年6月6日号