「第17回上海国際映画祭」の開幕式が、6月14日(土)、市黄浦区人民広場近くの「上海大劇院」にて行われ、国内外の著名な映画関係者が参加した。
式典には、審査委員長を務める中国の大女優、コン・リー(鞏俐)を筆頭に、韓国の映画監督イム・サンスや、日本の映画監督・岩井俊二など審査員陣のほか、ジャッキー・チェン(成龍)やジョン・ウー(呉宇森)など国内外で活躍する著名スターが参加。レッド・カーペットを歩く大物スターをひと目見ようと、多くの映画ファンが会場前に詰めかけたが、厳戒な警備態勢に阻まれた。
また15日(日)には「日本映画週間」の開幕式典が長寧区の「上海影城」で執り行われ、大林宣彦監督作『野のなななのか』の主演女優・常盤貴子がドレス姿を披露したほか、あいにくの欠席となった福山雅治のビデオレターが上映された。なお、映画祭は22日(日)まで、市内各上映館にて開催。(6月17日)
~上海ジャピオン2014年6月20日号