上海市中心気象台は7月15日(火)7時8分、「暴雨黄色警報」を発令、市内の多くの場所で、降雨量が40~60㍉に達した。
市は熱帯高気圧が北へ移動するのに伴い、前日深夜から雨が降り始め、一部地域では暴雨・大雨となった。18日(金)には、陰暦において1年で最も暑い時期とされる「入伏(土用)」に入り、昼夜の寒暖の差が小さくなるため、注意を呼び掛けている。
また市では12日(土)正午頃にも「高温黄色警報」を、また相前後して「雷黄色警報」と「暴雨黄色警報」を発令。同日降雨の前には、徐匯区の最高気温が36・1度に達し、松江区、浦東新区、閔行区も35度を超える「猛暑日」となった。しかしながら雷を伴う集中的な豪雨によって気温が下がり「暴雨警報」発令の約10分後には「高温警報」を解除。閔行区では、1時間に38・7㍉の雨が降り、気温は9度下がった。
(7月13日)
~上海ジャピオン2014年7月18日号