上海市中心気象台は11月22日(土)早朝、市の大気が重度汚染状態
にあるとして、オレンジ警報を発令した。
警報は汚染の重度を示すもので、上から赤、オレンジ、黄、青の4
段階。今回は市内の一部地域で、視界が200㍍を下回り、国道15号線
の金山―滬浙料金所区間などが封鎖され、市民には外出を控えるよう
勧告が出された。なお大気の状態は数時間で改善に向かい、警報も解除
された。
また市建設交通委員会は昨今の大気汚染悪化を受け、市内の公共バス
200台のマフラーに排気を浄化する装置を取り付けることを決めた。
年内に、半数の100台の取り付けを完了させる予定。(11月24日)
~上海ジャピオン2014年11月28日号