上海市普陀区の上海市長征中学が、最近、同校2年生の一部生徒に、大学入学統一試験「高考」の棄権を要求していたことが発覚し、インターネット上で物議を醸している。
同校は、成績が上位90位以内に達しない、もしくは選択科目の課題提出を7回以上怠った2年生徒に対し、高考を棄権し、定員数が少ない「春季高考」や「自主招生」を選択する旨の承諾書を書かせていた。後にネット上で論争となったことを受け、同校は承諾書を回収するとともに保護者へ謝罪した。普陀区教育局は同校に対し、即時改善を求めている。(12月12日)
~上海ジャピオン2014年12月19日号