上海市中心気象台は1月25日(日)17時20分頃、重度の空気汚染を表す「重度汚染黄色警報」、45分頃に「濃霧黄色警報」を発令した。
同日の「大気汚染指数(AQI)」は、18時時点で300、20時頃には407を記録。今回の汚染について専門家は、長江デルタ地域からの汚染物質を多く含む気団が市上空に飛来するとともに、市外へ飛拡散する状況が生まれなかったと分析している。
また、市宝山区の一部農家で、大気汚染の影響を受け、ビニールハウス栽培の野菜が白カビに侵され、葉が黄色に変色するなどの被害が出ていることがわかった。(1月27日)
~上海ジャピオン2015年1月30日発行号