忘年会開催数が減少傾向  国有企業からの予約は皆無

上海市のイベント企画会社によると、2月19日(木)の春節を前に、市内大手企業各社の今年の忘年会開催数が、2年前に比べ減少傾向であることがわかった。

関係者は、今年の忘年会予約数は昨年の半分にまで減り、特に国有企業の予約はゼロになったと話す。以前は国有企業から、金額にして数十万~100万元に及ぶ予約があったが、現在は外国企業や民間企業が多く、金額も数万元程度で、十数万元に至るものは皆無だという。企業側も、会場にホテルを使わない、食事や抽選をプログラムに組み込まない、また宴会自体を開催しないなど、規模の縮小がみられる。

一方市では、近日行われた「春節期間の花火・爆竹安全管理作業会議」の席上にて、春節期間中の花火・爆竹の使用・販売禁止などの管理を徹底し、違法販売や禁止エリアでの使用を取り締まることを発表。一部市民からは、市内での花火販売を全面的に禁止してはという声も挙がっている。(2月2日)

~上海ジャピオン2015年2月6日号

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