ネット販売のケーキを検査 細菌数、着色料などで不合格

 上海市消費者権益保護委員会は2月9日(月)、ネット上で通信販売される洋菓子類を対象に昨年実施した抜き取り検査結果を発表、不合格率が28・2%に達していたことがわかった。

不合格となったのは、ウェブサイト20件で販売されるケーキ39点中11点。大腸菌など細菌のほか、着色料や甘味料、防腐剤などが基準値を超え含まれていた。

また、カロリーや脂肪、飽和脂肪酸などの栄養成分含有量も検査対象となり、無糖と表示された商品6点において、糖類含有量が基準値の0・5㌘未満/100㌘を上回る20㌘だったことも判明。

そのほか、要冷蔵商品に保冷剤や氷などを添付せず、電動バイクや自家用車、タクシーで配送を行う業者もいたことがわかった。

一方、市食品薬品監督管理局は12日(木)、市における昨年1年間の食品安全検査データを発表。これによると、検査対象となった食品の合格率は96・7%に達し、昨年の94・5%を上回った。(2月13日)

 

~上海ジャピオン2015年2月27日号

 

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