上海の春入りは未だ来ず 寧夏回族自治区で黄砂確認

上海市では3月7日(土)、徐家匯観測地点の最高気温が12度を記録、市全体が温暖な1日となった。

市では近頃、二十四節気の3番目「啓蟄」に当たる6日(金)を過ぎたものの、春らしさを感じる天気には恵まれていなかった。「啓蟄」は本来、南の暖気団が活発になり、気温が上昇して冬眠する虫たちも地上に出てくる、と言われている。

しかしながら「国際婦人デー」を迎えた8日(日)は、どんよりとした曇り空に雨。市内多くの公園では女性を対象とした優待を実施したが、あいにくの天気で振るわなかった。なお気象専門家によると、市では例年、17日(火)頃に春入りを迎えているが、今年は遅れる見込み。

そのほか、寧夏回族自治区で2日(月)に黄砂が観測され、翌3日(火)夕方には上海市へ到達。市環境観測中心は、冷気の流れにより汚染物質はすでに南へ押し流されており、市への影響は長く続かないと説明している。(3月8日)

1_東方ネット

~上海ジャピオン2015年3月13日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP