市内2社に抜き打ち検査 不合格マスク、1万4千個

上海市品質技術監督局は3月19日(木)、ステンレス食器及びマスクの抜き打ち検査を実施した。

今回の検査実施対象となったのは、市普陀区の「上海万潤国際酒店用品市場」と浦東新区の「上海紐海科技有限公司」。前者で販売するステンレス製食器は、不合格に問われないものの明確な金属含有量が表示されていなかった。

また後者の販売する〝遮断率90%〟を謳った使い捨てマスク「冠樺」は1万4276個が不合格品と判定、遮断率は僅か2・4~14・9%だった。検査結果を受け、同社は該当商品を回収、仕入れ及び販売中止を決定。同局は、仕入れ先など継続して調査するという。(3月20日)

~上海ジャピオン2015年3月27日号

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