市初の「性教育」キャンプ 妊娠過程などの学習に賛否

 市で今年の夏休みに初開催される、「性教育」をテーマにしたサマーキャンプが、保護者の間で賛否両論飛び交う大きな話題となっている。
 同キャンプは、ゲームや絵などを通して、妊娠のプロセスや性器官の名称など、性に関する知識を高めることが目的。
また、セクシャルハラスメントを受けた際の対処法など、実践的内容も学習に含まれる。
 これに対し、児童問題の専門家は、子どもの長期的な成長から見ると、科学的に、隠し立てせず正確な性知識を教えることは正しいとする。
しかし、キャンプで性教育のみをテーマにするのは、子どもの性に関する興味をいたずらに高めることになりかねないと警鐘を鳴らす。
 今回のキャンプは、8~12歳の男女各20人を対象に、3日間2000元の料金で行われる予定。
(6月11日)

~上海ジャピオン6月19日号より

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