8月27日(木)23時25分頃、上海市徐匯区斜土路のホテル「柚子酒店」にて、男が従業員2人にナイフで切り付け、逃亡する事件が発生した。負傷した2人は病院に運ばれ、ともに命に別状はない。
同日22時過ぎ、ホテル受付スタッフが、ピンクチラシ配りと見受けられる男2人を目撃。男らは他の客に紛れてエレベーターに乗り、2・3階の部屋のドアから「少女、出張サービス」などの文言に、
携帯番号と写真が入ったチラシを差し込んだ。従業員2人がこれを止めようとしたところ、男のうちの1人がナイフで切り付けたという。同ホテルは全国展開のホテルチェーンで、
市内に11店を有しており、全国的にピンクチラシに関する事件が多発しているという。
また市長寧区人民法院では26日(水)午後、閔行区に住む夫婦が強制退去執行時の私物損壊で、同区政府を相手取り50万元の賠償を求める裁判が行われ、
同法院は原告の要求を棄却する一審判決を下した。夫婦は区政府に対し20の項目で訴訟を起こしており、計2・9億元を請求している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン9月4日発行号