上海市崇明県にある裕安小学校の児童38人が、9月24日(木)、シックハウス症候群と見られる体調不良により、病院で治療を受けていたことがわかった。
同校は1日(火)より使用を開始した新校舎。ところが24日(木)頃から吐き気や呼吸困難、鼻血などの体調不良を訴える児童が続出。
25日(金)に校内の空気検査を行ったところ、5つの教室で基準値を超えるホルムアルデヒドとアンモニアが検出された。
崇明県教育局は同校の使用を中止し、教室内の棚に問題があるとして調査を進めている。
また浦東新区滬南公路の物流会社で22日(火)、荷物の破損で化学物質が漏れ出し、5人の従業員が軽度の体調不良で治療を受ける事故があった。
~上海ジャピオン10月9日発行号