上海市を含む中国全土で1月1日(金)、すべての夫婦が2人の子どもをもうけることを認める〝2人っ子政策〟が施行された。
これを受け、市では近日「上海市人口と計画生育条例」を改訂。同日より女性満23歳、男性満25歳以上が初婚の場合、7日間の結婚休暇を取得できる「晩婚休暇制度」を取り止めた。同じく女性が満24歳以上で初産の場合、休暇を余分に取得できる「晩育休暇」も中止し、新たな育児休業延長制度を制定する。
また市では同日より、都市戸籍だけでなく農村戸籍を持つ市民も「城郷居民基本医療保険」に加入できるとしたほか、市民の身分証の発行などの手続きを、市内すべての派出所で可能とした。
そのほか市人民代表大会常務委員会は2015年12月30日(水)に「上海市煙花爆竹安全管理条例」を可決。2016年1月1日(金)より、市内外環状線内エリアと外環線外の8カ所での花火・爆竹の使用や販売、保存を全面禁止とした。
~上海ジャピオン2016年01月08日発行号