7月18日(土)午前、黄浦区の四川北路でタクシーに乗車した男が、ナイフで運転手を刺した後、
九江路にあるホテル「ハワードジョンソンプラザ」で、フロントの女性スタッフを人質にとる事件が発生した。
男はすぐに警察に捕らえられ、人質は無事解放された。
なお、刺された運転手は、太ももを2針縫うなどの軽傷を負った。
男は40歳前後で、事件当日の8時頃、四川北路と北京東路交差点付近でタクシーに乗り、
運転手に赤信号を無視して走るように指示したが、断られたため運転手の太ももを携帯していたナイフで刺した。
運転手は車を走らせつつ、男の隙を見て警察に通報を試みたが失敗し、9時15分頃同ホテル前に停車。
男は車を飛び出して同ホテルに駆け込み、女性スタッフを人質にとった。
その後、男は駆けつけた警察により9時半頃取り押さえられた。
男は、挙動などの点から精神障害者とみられているが、動機など詳細については、警察が調査中。
(7月19日)
~上海ジャピオン7月24日号より