障がい者政策で上海がトップ  北京で車椅子リレーを開催

5月15日(日)の「全国障がい者の日」に合わせ、北京師範大学中国公益研究院が「中国障がい者政策進歩指数」を初めて公布。障がい者政策の評価で上海市がトップとなった。

同指数は、中国香港・マカオと中国台湾を除く31の省で行われている障がい者政策の内容や独自性に評価を与えてランキング化したもの。中国における同政策の現状を把握する目的で行われた。報告書によると、上海市は福利厚生と教育部門で突出した成果が出ており、市の福利厚生を受けている障がい者の比率、義務教育における障がい児童の入学率、障がい児童1000人当たりに対する専任教師の割合でそれぞれ全国1位となった。また障がい者への手当ては毎月330元で、全国でも高水準となっている。

また同日に先立ち、北京市東城区体育館のそばにある龍潭西湖で14日(土)、「湖畔周回車椅子リレー大会」が開催され、計10組、約100人の障がい者が参加した。

 

~上海ジャピオン2016年05月20日発行号

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