上海市などでは最近、ミルクティー店における〝やらせ行列〟が横行。とある店舗では、毎日11時半~19時まで、アルバイトとして雇ったサクラ(おとり)を2グループに分け、店で行列を作り飲み物の写真を撮らせるなど、来店者の振りをさせていることがわかった。
あるブランドの人民広場店では、午前と午後に各50人のアルバイトを募集。求人や集合場所の指示、バイト代の支払いは「微信(We Chat)」を通じて行っているという。店が賑わっているように見せ掛けるのは多くの場合、客寄せではなくフランチャイズの契約が目的。
~上海ジャピオン2020年12月18日発行号