?上海?山天文台は11月30日（水）、市内で12月10日（土）夜に、
月全体が地球の影に隠れる「皆既月食」の全過程の鑑賞ができ、
徐家匯公園にて観測イベントを行うことを発表した。
当日は市を含む中国全土でその過程が見られ、中国時間の20時45分から月食が始まり、
22時６分～22時57分まで皆既月食となる。なお、月食は11日（日）０時17分まで続く。
皆既月食は太陽と地球、月が一直線に並び、地球の影に月が覆われることで起きる自然現象。
地球の大気により屈折・散乱した太陽光が月面に反射し、赤銅色の月が見える。
次回の皆既月食は、２０１４年10月８日。同天文台は、徐家匯公園での観測イベントのほか、
中国天文科学普及ネットで、月食ライブ中継を行うことを明らかにしている。（12月５日）

～上海ジャピオン１２月０９日号