上海市衛生と計画生育委員会は6月6日(月)、今年末までに市内の小児科の病床数を400床、診療所を20カ所増やすことを発表した。
現在、市内の分娩件数は年間22~24万件だが、昨年の、すべての夫婦が第2子を設けることを認める政策の施行を受け、今後年間28万件まで増える見込み。浦東新区の上海市第一婦嬰保健院など、4カ所の病院ではすでに100床を増やし、対応に当たっている。
また普陀区の上海市児童医院で5日(日)、市で初となる「母乳バンク」が設立された。現在ドナーを募っており、提供された母乳は、早産児などに与えられると言う。
~上海ジャピオン2016年06月10日号