上海市に住む女性が８月10日（水）夜、日本から帰国のため乗っていたフェリーから海に転落し、38時間後の13日（土）に中国の漁船に助けられるという出来事があった。

女性は７日（日）、家族とともにフェリーで日本ツアーに参加、11日（木）に帰国する予定だった。事故当日の21時頃、１人で甲板に向かった女性は、景色を見ていたところバランスを崩し、海に落ちてしまったと言う。女性はその後、浮き輪やライフジャケットがない状態で漂流し、38時間後に船山市付近で中国の漁船によって救助された。女性に目立ったケガはなかった。

また市では、11歳の男児が８日（月）に家を出たきり、１週間行方不明であることが15日（月）わかった。男児は６歳までを日本で過ごし、中国語能力が同年代と比べ劣ると言う。８日（月）の17時頃、閔行区の百貨店の監視カメラに映っているのを最後に足取りが途絶えている。

(写真は新浪より）

～上海ジャピオン2016年08月19日号