市のクルーズ寄港回数1位  新指数試験運用で安全強化へ

上海出入境検験検疫局によると、今年1月~8月で市内の港を離着した海外クルーズが636隻、出入国者数が251万人を記録、それぞれ全国の51・29%、62・56%を占めたことがわかった。

一方で、クルーズ旅行は市場競争で値下げ要求が強まり、結果サービスの低下や食品事故を招いている。市のクルーズ旅行では今年、乗客60人以上が食中毒を起こすなど、3件の食品安全に関する事故が報告されている。これを受け同局は、宝山区の呉淞口国際郵輪港で早ければ10月から「国際郵輪国検監管指数」の試験運用を開始し、食品や医療、衛生の管理を強化していくと発表した。

 

~上海ジャピオン2016年09月23日号

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