上海市の淮海中路と茂名南路の交差点にある、
百貨店「二百永新百貨」が最近、
前身の「第二百貨」の開店以来61年の歴史に
幕を下ろした。
これにより、市におけるかつて国営を意味した、
数字を冠する百貨店
「ナンバーデパート(号碼百貨)」は、
以前の12店から4店となった。
同店は、1951年に淮海路初の国営百貨店
「第二百貨」として開業し、
96年に中国香港の永新百貨店が資本参加して
「二百永新百貨」となった。
約1万平方㍍の売り場面積は、
開業当時は大型店であったが、
現在は売り場面積が2万平方㍍を超える
ショッピング施設も多く、
また、際立った特色もなかったため、
苦戦していた。
閉店後は、今年下半期をめどに、
カジュアル衣料品店「ユニクロ」が入居し、
世界的な旗艦店となる見込み。
(1月16日)
~上海ジャピオン2013年1月25日号