成都市にある成都双流空港で10月16日(日)、チベット・ラサ行きの中国国際航空西南分公司「CA4401」が離陸後に逆方向に向かっていたことがわかった。
業界関係者によると、同旅客機は管制塔の指示とは真逆の方向に旋回し、問題に気づいた後、改めて管制塔の指示に従い軌道修正していた。事件発生後、同機のコックピットクルーは職務上の責任を指摘され、安全を脅かす行為だとして、内部では緊急安全通知が発令されたとしている。
実際、旅客機の飛行ルートの誤りは他の航空機との衝突、飛行禁止区域への侵入など深刻な事故に繋がる可能性が極めて高く、危機一髪だったとしている。
~上海ジャピオン2016年10月28日号