6月末に閔行区で、建設中の13階建てマンションが突然倒れた事故で、
上海建工グループ第七建築公司は8月5日(水)、倒壊したマンションの解体作業に入った。
しかし、マンションの所有者約20人が、事故原因が不明であることから現状保全を求めて抗議活動を行い、
作業が中止となる騒ぎがあった。
抗議活動は、5日(水)14時頃より、同地区住民の未倒壊マンションなどで9時間以上に渡り行われた。
閔行区苦情処理事務所の責任者はこれを受けて、所有者の同意なしに解体作業を行わないよう通告を出して、騒ぎは収束した。
現在、所有者と委託管理会社の間で損害賠償などについて話し合われているが、合意に至っていない。
(8月10日)
~上海ジャピオン8月14日号より