上海市の軌道交通車両内で近頃、通勤ラッシュ時に、自分で持ち込んだ簡易イスを用いて通路に座り込む乗客が現れ、ネット上で物議を醸している。
市民の話によると、このような乗客は車内が混み合っているにも関わらず、立席用つかまり棒の付近に自分のイスを設置、その場に座り込んで携帯で動画などを見ていると言う。市軌道交通運営管理センターは、車内でのイスの使用は、周囲の迷惑になるだけでなく、安全面にも問題がある行為であると話す。
一方、市内の公共バスにおけるWi―Fiシステムの運営会社「16WiFi」は11月23日(水)、市内約5500台のバスで無料Wi―Fiサービスの提供を開始したと発表。同社の公式アプリ「16WiFi」をダウンロードし、バス車内でアプリ上からWiFiに接続すれば、通信速度が毎秒400㌔バイトの高速無線LANが使用可能となる。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年12月2日発行号