上海市にある非営利活動団体「上海寵物救助領養網」で最近、違法に動物の販売が行われている疑いがあることがわかった。
同団体は捨てイヌや捨てネコを保護する動物愛護団体で、市で唯一の公式組織であると自称。しかし実際は、イヌやネコの引き取りを希望する市民に対し、〝協賛金〟としてペットの市場価格に相当する1000~2000元を徴収していた疑いがある。また同団体を訪問した市民は、約20平方㍍の室内で80匹以上のイヌが飼育されていたと話す。ネット上では、同団体のイヌは病気のものが多いと批判する声が相次いでいる。
~上海ジャピオン2016年12月9日発行号