上海市徐匯区にある上海図書館前に最近、テレビ番組の活動の一環で「朗読ボックス」が登場し、7時間待ちの行列ができるなど注目を集めた。
このボックスは人気テレビ番組『朗読者』のイベントの一環で、期間限定で設置。同番組では、翻訳家や芸能人などが毎回テーマにちなんだ物語を朗読し、大きな反響を呼んでいる。今回設置された「朗読ボックス」では、一般市民がボックス内に入り、各々好きなことを3分以内で朗読。その中で番組製作者が特に優秀だと思った市民が、同番組に出演できるとして話題となった。設置当日は朝9時から列ができ、10時の時点で行列は100人を超えていたと言う。親子や先生と生徒、親友同士など、老若男女が競って朗読を披露した。
また1996年に長寧区に設立された「上海市児童博物館」が1年の改修工事を経て、新たな親子活動の場としてリニューアル。そのほか市商務委員会は最近、市内に巨大夜市を、4~5カ所設立することを発表した。閔行区にある「老外街」もそのうちの1つで、今後は18の国や地域の美食が深夜2時まで楽しめ、夜間の売り上げが1日の8割を占めるような運営方針に変えていくと言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年3月10日発行号