運転手の喫煙で支払い不要 公共交通の規定25条を公表

 上海市交通局は、7月6日(木)、タクシー、軌道交通、公共バスの業務に関連する25条からなるサービス規定を公表した。
 タクシーに関する規定によれば、以下の場合、乗客は運賃を支払う必要がなくなる。運転手がメーターを使用しなかった場合。運転手がレシートを発行しなかった場合。運転手が走行中にタバコを吸った場合。乗客の希望にも関わらず、運転手がエアコンを使用しなかった場合。運転手が交通カードの使用を断った場合。
 公共バスに関する規定は以下。車輌が故障などで走行できなくなった場合、乗客は無料で同じ路線・同じ方向のバスに乗り換えることができる。始発・最終バスの出発時刻が規定時間より10分以上遅れた場合、苦情を申し出た乗客に対して15元の賠償金を支払う義務がある。車掌のいない車輌は、乗客が受け取れるレシートを事前に準備しておく。運賃が距離に応じて異なる路線では、車輌内に料金表を明記する必要がある。
軌道交通に関する規定は、当日の未使用切符の払い戻しの可能や、駅、列車、乗車券の定期的な消毒など。(7月7日)

~上海ジャピオン7月14日発行号より

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