国家統計局上海調査総隊は12月11日(月)、上海市民の消費動向をまとめた「本市居民消費調査報告」を発表。1980~90年代生まれの市民の7割以上が、日常の主な消費活動に「支付宝(アリペイ)」などのオンライン決済システムを利用していることがわかった。
同報告書によると、日常でオンライン決済システムを利用していると回答した市民は全体の4割。中でも80~90年代は全体の7割以上と突出して多く、現金支払いやカード決済よりも高い割合を占めた。また決済はスマートフォンといったモバイル端末からの利用が一番多かった。
そのほか「来年はどういった消費活動が多くなりそうか」という質問に対しては、旅行や映画館、レジャーなどの娯楽サービス、商品の配送や飲食デリバリーといったサービス業が上位を占めた。さらに特定のグループに関しては、オンラインゲームや動画サイト、レンタサイクルといった項目が人気を集めた。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年12月15日発行号