現在、上海の若者の間で手話が流行している。手話教室の人気も高く、東方国際手話教育学校では、生徒数が去年の3割増となり、うち90%は20代のサラリーマンという。
手話は、聾唖者との会話に用いるだけでなく、恋人間の感情を伝えたり、職場での連絡事項を伝達する方法としても親しまれている。人気オーディション番組「加油! 好男兒」でも、手話を披露する出演者が話題となった。
また、会場のバリアフリー化を掲げる上海万博でも、手話を使えるボランティアの需要は多く、上海市ボランティア協会は、市内の手話教室と連携して人材を集めたいとしている。
(7月15日)
~上海ジャピオン7月21日発行号より