ネットユーザーが個人情報特定 被害者はテレビ番組出演女性

 最近、上海電視台の人気お見合い番組『相約星期六』に出演した女性の発言が、一部視聴者の間で反感を買い、ネットユーザーの間でこの女性の個人情報を特定する行為が行われ、大きな議論を呼んでいる。
 女性は25歳の会社員で、番組に出演した際、家庭の月収は2万元以上が理想と発言。番組終了前後から、ネットユーザーの間では女性を非難する声が相次いだ。
さらに一部ユーザーが、女性の男性遍歴や職場での地位など詳細な個人情報を調べ上げて公表するなど、行為は過激さを増していった。
 これに対し女性は、売名行為と思われたくないので、多くは語らないとし、騒ぎが収まって欲しいと話す。
また、法律の専門家は、ネットは広く開放されているものだが、プライバシーは尊重せねばならないとの見解を述べた。
(6月4日)

~上海ジャピオン6月12日号より

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