上海市鉄路局は、4月10日(火)から市を含む長三角エリアにおける高速鉄道のダイヤ改正を実施すると発表。国産高速鉄道車両「復興号」を8便増便するなど、同車両の導入を進めることがわかった。
今回のダイヤ改正では「虹橋火車」駅―「北京南」駅間を、従来から10分ほど短縮し最短4時間18分で移動。また北京市行きで、浙江省「杭州東」駅発を3本、安徽省「合肥南」駅発を2便新設する。さらに同局は3月24日(土)~4月22日(日)に、長三角エリアでのべ955万6000人の輸送を見込んでいる。
そのほか、広東省と中国香港を結ぶ路線「広深港高速鉄路」が、今年開通することが明らかになった。同路線は「広州南」駅と中国香港の「西九龍」総駅を48分で結び、「西九龍」総駅で入境・出境手続きを行う。上海市から中国香港へは、「虹橋火車」駅を出発し「広州南」駅で乗り換えることで、7時間45分で中国香港まで移動できる。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年3月23日発行号