上海市中心部を走る軌道交通2号線の「龍陽路」駅―「広蘭路」駅間で4月25日(水)5時頃、信号機設備が故障。約5時間にわたり、大規模な通行規制が実施された。
同事故は朝の通勤ラッシュに大きな影響を及ぼし、駅構内や出口周辺では、乗車を待つ人々で溢れ返った。同路線各駅では、10時頃まで入場制限を行い、列車も速度を制限して運行された。
また同日7時、軌道交通1号線「宝安公路」駅において、ある女性が列車と駅ホームドアの隙間に挟まれる事故が発生。その様子を収めた動画が、ネット上に投稿された。これを受け関係者は、駆け込み乗車をしないよう市民に注意を呼び掛けている。
~上海ジャピオン2018年5月4日発行号