デリバリーの統一容器を発表 餓了麼などが6月から試験運用

上海市質量技術監督局らは4月27日(金)、全国初のデリバリー用統一容器を発表。プラスチックではなく、ラミネート紙を用いた容器を採用したことがわかった。

同局は「餓了麼」や「美団外売」、「百度」、大学教授などで委員会を構成。65種類の料理サンプルで50項目の試験を実施したと言う。各デリバリーサイトは、6月から長寧区や浦東新区などで試用する予定。

市では毎日、デリバリーの注文が165万件あるとされ、1年間のプラスチック容器が12億個、計4万5000㌧に上っている。この統一容器の導入で、プラスチックゴミを75%減らせる見込み。

 

~上海ジャピオン2018年5月4日発行号

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