上海市長寧区人力資源和社会保障局は最近、同区の経済発展に貢献している人物に対して、家賃補助として月1200元を給付する制度「長寧2017年度優秀人材租房補貼申報」の受付を始めた。
この制度では同区が指定するオフィスエリアや創業センターに構え、投資家から融資を受けている会社に勤めている人が対象。2年以上の労働契約書を保持し、市内に不動産を所有していないか、あっても本人が市郊外に住んでいることなどが条件となる。申込期間は5月21日(月)までで、給付の対象期間は17年1月~12月。
さらに市政府は近頃、市民に対して不動産に関するアンケートを実施。回答した1389人のうち、賃貸物件暮らしが39・5%を占めたほか、60・8%の人が将来的に物件を購入する見込みであると言う。
そのほか国家統計局によると、18年1~3月期の市平均収入が1万7277元となり、全国1位だった。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年5月11日発行号