労働節の高速鉄道利用状況 長三角エリアで1182万人

中国鉄路上海局集团有限公司は、5月1日(水)~4日(土)の労働節休暇中、上海市など長三角エリアを走行する高速鉄道を利用した乗客が、昨年比21・6%増となるのべ1182万3000人に上ったと発表した。

また3日(金)には、浙江省杭州市の「千島湖」駅発の乗客数が1万1720人となり、昨年末に開通した「杭黄高速鉄路」における1日の乗車記録を更新。さらに期間中、上海市外に出掛けた市民はのべ244万5000人で、人気の行き先は江蘇省蘇州市、南京市、浙江省杭州市だった。

ほか上海市商務委員会のサンプル調査では、市内386カ所の小売店及び飲食店の売上が同比15・5%増の46億9000万元を記録。市にはのべ1500万人の観光客が訪れ、市内161カ所の主要観光地の来訪客は同比33%増の560万人に上った。黄浦区の「上海博物館」や虹口区の「上海魯迅記念館」などのスポットが人気だった。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2019年5月10日発行号

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