中国鉄路総公司は最近、上海市を含む全国各地の高速鉄道で、電子チケットの導入を来年から本格的に開始することを明らかにした。
同チケットは、スマートフォンと身分証情報を紐付けし、携帯端末にチケット情報を保存するというもの。利用者は、高速鉄道各駅でスマートフォンをスキャンすることで、鉄道に乗車できるようになる。湖北省武漢市などで今年末までに試験運用し、来年には全国で導入していく見込み。
上海市と北京市を結ぶ高速鉄道など、一部の列車では2011年頃から、身分証スキャンによる入場が開始されていた。
~上海ジャピオン2018年7月20日発行号