配車サービスを展開する「滴滴出行」は、相乗りサービス「順風車」で発生した殺人事件を受け、上海市などで9月8日(土)~14日(金)の毎日23時~翌5時まで、ほぼすべての配車業務を停止すると発表した。
また同社は4日(火)、アプリ上で同社にSOS通報ができるサービス「一鍵報警」を追加。さらに利用者が、アプリに緊急連絡先を登録し、有事の際に同社や警察が関係者と迅速に連絡を取れる体制を築くと言う。
同社の深夜業務停止を受け、大手タクシー会社「大衆出行」などの夜間乗車率が急増。同社では、深夜の女性専用車両「バラの盾」の運用や、深夜におけるカスタマーセンターの増員などを実施している。
そのほか、台風21号〝チェービー〟の影響で浸水被害を受けた日本・大阪の関西国際空港発の春秋航空の便が9日(日)、上海市浦東新区の浦東国際空港に到着。410人が無事に到着した。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年9月14日発行号