「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」が運営するオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」主催の大型セール〝双12〟セールが12月12日(水)に、上海市を含む中国各地で開催。ショッピングサイトの利用者は上海市が全国1位だったことがわかった。
市はこの日、アプリからの注文数が12時間で800万件を超え、市内の買い物客は普段の1・5~2倍増加した。大手家電量販店「蘇寧易購」では、開店後数時間の売上げがピークとなり、女性消費者が56%を占めた。また消費は20代が36%を占め、30代、10代がそれぞれ30%、3%で、電子商品の人気が最も高かった。さらに「2017年中国女性消費調査報告」によると、既婚女性の半数以上が配偶者の収入を上回り、消費力は男性の2~4倍に達していた。
そのほか、市の食品売り場で最近、「人工知能(AI)」による精算機の導入が増加。昨年は1542カ所、今年は新たに500カ所に設置された。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年12月21日発行号