中国鉄路上海局集団有限公司は、春節に伴う帰省ラッシュ「春運」に備え、1月21日(月)から列車の増便、入場規制などの処置を随時実施するとした。
今年の「春運」は、21日(月)~3月1日(金)の40日間。うち1月21日(月)~2月3日(日)の上海市発ピークは1日平均旅客数965万人超、2月9日(土)~19日(火)の市到着ピークは1日平均1000万人超を見込んでいる。
これに伴い、市の軌道交通全線では、運行列車数を前年同期比で約13%引き上げる方針。1、2、3、4号線では2月9日(土)から、鉄道路線の「上海火車」駅、「上海南」駅、「虹橋火車」駅の始発列車前後に鉄道駅との接続を考慮し、状況に応じて始発列車を増便する。
そのほか同期間中、旅客の集中が予想される10号線「豫園」駅や11・12号線「龍華」駅では安全確保のため、旅客の分散処置や入場人数規制などの処置を採用する予定だとしている。
(写真は東方ネットより)
~2019年1月25日発行号