上海市浦東新区の浦東国際空港で、現在建設中のサテライトターミナル「衛星庁」と各ターミナルを結ぶシャトルが、最近試験運行段階に入ったことがわかった。
このシャトルは6両編制で、サテライトターミナルS1と第1ターミナル、S2と第2ターミナルを結び、走行区間はそれぞれ約700㍍。ピーク時には、1時間でのべ9000人を運搬すると言う。車内に座席は設けず、手すりやスタンションポールを多数設置することで、乗客の負担を減らす。
「衛星庁」は、今年9月にオープン予定。これにより、同空港の年間利用客はのべ8000万人を見込んでいる。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年4月12日発行号