上海市委員会は6月28日(金)、浦東新区の浦東国際空港と長寧区の虹橋国際空港を結ぶ軌道交通「上海市軌道交通市域線机場聯絡線」に着工したことを発表した。
同路線は地下トンネル部分が56・6㌔、高架橋部分が7・9㌔、地上部分が4・1㌔の全長68・6㌔で、2024年に竣工予定。建設中の軌道交通駅「上海東」駅、「浦東机場」駅、「迪士尼」駅、「七宝」駅、「上海虹橋」駅など9駅を設置する予定で、両空港間を約40分で結ぶ。同路線の建設により、市内2空港間移動の利便性を高めるほか、市を含む長三角エリアの交通網も強化することができるという。
~上海ジャピオン2019年7月5日発行号