上海市動物監督管理所と上海市工商局は、公安局などと協力して、15日(火)、動物診療所の違法営業を取り締まり、7カ所の違法診療所を摘発した。調査は、虹口区、普陀区など5区に渡って実施され、「工商営業許可証」「動物防疫合格証」「動物診療許可証」「ペット獣医試験合格証」などの、必要な許可証の有無が焦点となった。
摘発された診療所は、営業の一時停止処分を受け、未登録のペットは没収された。また経営者には、利益の没収に加え1万元以上5万元以下の罰金が課せられる。
取り締まりを行った同管理所は、市民に対し、ペットは必ず正規の診療所で診察を行うよう呼びかけている。違法診療所を見分ける点は、許可証の有無のほか、診療所の敷地面積が100平方メートルを超えているか、専用の隔離室を備えているか、などが挙げられる。
(8月16日)
~上海ジャピオン8月25日発行号より