上海市浦東新区陸家嘴に構えるエリア「陸家嘴金融城」において、入居する企業の税収が計1億元を超えるビルが、2019年に100棟に達する見込みであることがわかった。
同エリアは18年、税収1億元超のビルが97棟だった。現在は250棟が建ち、18年の税収が50億元を記録した「上海国金中心」をはじめとする55棟のビルで入居率が90%超、26棟で100%近くを誇る。
また市政府は今年、新興ハイテク企業向け株式市場「科創板(STAR MARKET)」の取引を開始。金融の開放などに関する積極策により、新興企業のオフィス市場が拡大すると予想されている。
~上海ジャピオン2019年8月9日発行号