中国で展開する写真共有アプリ「ZAO」が9月1日(日)、肖像権保護の問題から、同アプリで加工した写真の微信シェア機能を停止したことがわかった。
このアプリは、自分の顔写真を、有名ドラマなどのワンシーンに登場する俳優・女優の顏と入れ替えて楽しむことができるもの。娯楽性の高さと、操作の手軽さから人気を得ていた。
しかし同アプリは、ユーザーがアップした写真の肖像権を、顔写真を含めすべて同アプリに帰属するとしたことから、個人情報保護の問題が噴出。クレームが続出し、微信への共有機能が停止された。
~上海ジャピオン2019年9月6日発行号