8月28日(月)、市内の公共バス11路線で、新型トローリーバスの運行が始まった。
新型バスは、従来のものと比べ、騒音を大きく抑えることに成功。エンジンの改良や吸音板の設置により、100デシベルを超えていた走行時の騒音は65デシベル程度になった。
また、一般的なトローリーバスが、常時集電用パンタグラフを電線に接続しているのに対し、新型バスは、各バス停での集電時のみ、車体上部からパンタグラフが出現して電力を補充する。集電の所要時間は30秒ほど。集電された電力が一定以下まで減少した場合、自動的にエアコンが切れ、次のバス停までの電力を優先的に確保するシステムになっている。
新型トローリーバス製作コストは、1両あたり約80万元。一定期間の運行で問題がなければ、新型バスの運行は、市内の他の路線にも拡大される見通し。
(8月29日)
~上海ジャピオン9月1日発行号より