国家衛生健康委員会は3月29日(日)、中国国内で新たに31人の新型コロナウイルス感染症感染者を確認。30人は輸入症例で、甘粛省蘭州市で確認された残り1人は湖北省咸寧市の実家へ帰省歴があることがわかった。
国内症例の1人は、3月22日(日)に自分の健康情報QRコードが安全を示す緑色のコードだったため、湖北省から自動車で甘粛省に戻ったという。ところが隔離期間中に検査を受けたところ、感染が確認された。また同委員会によると、これまでに海外からの輸入症例は計723人。すでに93人が回復後退院しており、死亡者はいない。
医学関係者らは、世界的に感染が拡大する中、国内での第二のピークを防止するために、帰国者全員の隔離など水際対策を維持するだけでなく、国内でも引き続き警戒するよう呼び掛けている。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年4月3日発行号